コラム:子育て

親子でスッキリ新学期!生活リズムを見直そう

はじめに

夏休みもあと少し。長かった…やっと終わる…!そんなママもいますよね!(私もそうです!笑)今年もコロナ禍の夏休み。特に外出はせず、自宅で過ごすご家庭も多かったのではと思います。もうすぐ終わる夏休み、でもうちの子、夜更かしをして、朝どころか昼まで寝ている…ゲームばかりしてダラダラ過ごしている…いきなり学校モードに戻るのかしら?こんな不安が出てきませんか。そこで今回は、子どもの生活リズムを整えるために、どんな支援をしたらいいのかについて、書いていきたいと思います。

注※すべてのお子さんにあてはまるものではありません。

生活リズムの整え方

①食事と起床・就寝の時間を確認してリズムを作り直し、目につくところに掲示する。


夜更かしをして、昼まで寝てしまう…そんな生活にならないように、今一度1日の流れを確認し、整えることが大切です。新学期を意識して、毎日決まった時間に就寝、起床する習慣をつけていく必要があります。また、1日の流れを大まかにでも書き出し、お互いに目につくところに掲示すると、視覚からも意識しやすくなるので効果的です。

②テレビを見たり、ゲームをしたりする時間を子どもと話し合って限定する。

テレビやゲームといった楽しいこと、誘惑にのめり込みやすいタイプのお子さんは、一度始めてしまうとやめるタイミングを失い、いつまでも続けてしまうことがあります。そのため、ルールを設定している家庭もあると思います。でも、そのルール、親が決めて押し付けていませんか?!そうではなく、親と子どもで話し合って、お互いが納得することで約束の効果が高まります。

1.子どもの実態を知る

どんなゲームが好きなのか、どれくらいの時間したいのか、どれくらい熱意があるかを知っておくことも大切です。どうしても早くクリアしたい!クリアするまでは1日2時間したい!そんなにこのゲームが好きというわけではないけれど、みんな通信でしているから断れない、など子どもにもいろいろな事情があります。それをまず聞いてあげることが大切です。

2.ルールを作り、目につくところに掲示する

 〇歳は1日〇時間くらいが良いといった基準は特にありません。そのため、「子どもの健康に支障がない程度」にするのが良いかと思います。お子さんにもお風呂や食事、宿題、睡眠といった、しなければならないことが沢山あります。睡眠に関しては年齢層にあった睡眠時間を参考に、お子さんの体力を考えた時間設定をすると良いです。それらを除いた自由な時間は1日何時間あるのか、その中でどれくらいをゲームに使いたいのかを一緒に話していくと、お互いに納得できるルールができあがると思います。ルールができたら、お互いに目につくところ(リビングや部屋のドア等)に掲示することも約束を意識しやすいです。

さいごに

お子さんの生活リズムが気になるあまり、ついつい「早く寝なさい!」「まだ寝てるの!」「いつまでゲームしよんの!」こんな声掛けばかりになってしまいますよね。お互いにイライラして、関係が悪くなって···こんな夏休みの終わりにならないように、お子さんの思いもしっかり聞いて、話し合ってリズムを整えていける、お互いに「できたね!」と達成感を味わえる、そんな夏になれば、と思います♪

ABOUT ME
三浦智博
三浦智博
大分市在住、3児の母。特別支援学校・支援学級教員。赤ちゃんとママのコミュニケーション、ファーストサイン講師資格も持っています!現在、ベビーのスキンケア講師資格も取得中!我が家はステップファミリー!毎日楽しく過ごしています!