私ももうすぐ更年期世代。
心と身体のゆらぎが気になる今日この頃。
みなさんはいかがですか?
「更年期」をまず知ろう
中国最古の医学書である『黄帝内経(こうていだいけい)』には、「女性は7の倍数」で転機を迎えるとあります。
更年期の症状別対処法
*ここでは簡単な養生を書いています。気になる症状があれば、専門家に相談しましょう。
①ほてりや冷えが気になる『腎の不調』タイプ
このタイプの方は、しっかり栄養を取って、体力を養いましょう。
おすすめの食材は、松の実、桑の実、ごま、くるみ、黒豆、山芋、きのこ類など。
②不眠や動悸が気になる『心(しん)』の不調タイプ
このタイプの方は、血(血液・栄養・ホルモン)を補い、こもった熱を冷まし、心を安定させましょう。
おすすめの食材は、なつめ、小麦、百合根、苦瓜、手羽元、ぶどう、赤ワインなど。
③イライラや憂うつ感が強い『肝(かん)』の不調タイプ
このタイプの方は、腎を補いながら、氣血を発散させましょう。
おすすめの食材は、クコの実、菊花茶、ジャスミンティー、鶏肉、豚ヒレ肉、そば、栗、黒きくらげ、ブルーベリーなど。
更年期を穏やかに過ごすための養生
- 朝食は、お野菜たっぷりのあたたかいお味噌汁を。
- 睡眠を大切に。
23時~3時は血を補い、新陳代謝を高めてくれる時間です。 - こもりすぎはNG!
30~60分の散歩は氣血を巡らせてくれるのでオススメです。 - 友だちとおしゃべりしてリフレッシュ。
おしゃべりは脳トレのひとつ。血流もよくなり、たまった氣も発散してくれます。 - 症状がつらい時は、我慢せず周囲に話しましょう。
- リラックス効果のあるお茶で一息つきましょう。
ミントティーは、のぼせをすっきりと。
なつめ茶やシナモンチャイは氣の巡りを整えてくれますよ。
今の私は、これまでの私でできている
更年期は、自分と向き合う時間。
焦らず慌てず、変化を受け入れましょう。
今、もし不調があるのであれば、食事や生活習慣を見直すことも大事です。
人生100年時代。残りの人生を楽しく過ごすために、”今”を大切にすごしましょう。
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