子どもの体調不良に慌てず、体の中から整えよう！

季節の変わり目や環境の変化などで、食欲がなくなったり体調が悪くなるお子さんがみられます。そんな時も慌てず対応できるように、気を付けておきたいポイントや
おすすめの食事をご紹介します。

消化の良い食べ物と気を付けたい食べ物

発熱や嘔吐などで病院にかかると「消化に良いものを食べさせて」と言われ、何を食べさせたらいいか分からなかったことはありませんか？

まずは消化の良い食べ物と気を付けたい食べ物をまとめてみました。

消化に良い食べ物とは？

白米、おかゆ、煮込みうどん、バナナ、りんご、白身魚、鶏肉、豆腐、柔らかく煮た野菜、人参、大根、カブ、白菜、ゼリーなど、柔らかいものや、煮たり蒸したものがあげられます。

消化に悪い食べ物とは？

玄米、揚げ物、ラーメン、海藻類、きのこ類、こんにゃく、ごぼう、れんこん、スナック菓子、ジュース、炭酸飲料、梨、柿、みかん、パイナップルなど、脂っこいものや酸っぱいもの、繊維が多いものなどです。

体調の悪いときに気を付けたいポイント

体調の悪いときに気を付けたいポイントが2つあります。

1. 水分補給
   脱水症状に気を付けて、水分はなるべく常温でこまめに飲ませましょう。
   吐き気がある場合は、おなかを休めることが大切なので、吐いた後は2～3時間程度は何も与えず、吐き気が治まってから少しずつ水分を与えましょう。
2. 食事
   エネルギー、ビタミン、タンパク質を多めにとり、消化しやすく口当たりの良いものを与えましょう。
   離乳食期は固さや量も、一段階前に戻してあげると体の負担も少ないとされています。

家族の看病をしながら料理をするのはとても大変です！
また、シンプルなおかゆは子どもには食べにくい場合も。
そんな時におすすめの消化に良く、炊飯器で簡単に作れるレシピをご紹介します。

炊飯器で簡単に作れるレシピ

炊飯器で作る中華がゆ

米･･･1合
ささみ･･･3本
大根･･･2cm
鶏がらスープの素･･･大さじ1
塩･･･ひとつまみ
酒･･･大さじ1
ごま油･･･小さじ1/2
青ねぎ･･･適量

作り方

1. 米を研ぎ、おかゆモードの水を加える
2. ささみは筋を取り一口大に切り、大根は5mmの角切りにし、①に入れる
3. 鶏がらスープの素、塩、酒を加え、おかゆモードで炊く
4. ごま油、青ねぎをちらす

※通常炊飯や早炊きモードは、ふきこぼれる場合があるので、おかゆモードで炊飯してください。

味付けは幼児向けなので、大人はお好みで、刻んだ生姜やザーサイ、ごまや梅干しなどをトッピングしてお楽しみください。

突然の体調不良にも慌てず、消化に良い食べ物を取り入れて、体の中から整えていきましょう！