お知らせ:大分県

豊かな人生経験や知識が地域活動につながる~自分を守ってこそできる子育て支援~

地域の力を子育て世代の支援につなげる「子育て応援活動人材育成事業」に取り組んでいる大分県。
その一つとして、アクティブシニア世代のこれまでの経験や知識を地域活動や子育てに生かしてもらうための「きっかけづくり出前講座」が今年度から新たにスタートしています。

第1回は9月17日、日出町の交流ひろばHiCaLiで開かれました。
ご参加いただいたのは、総合福祉施設「暘谷苑」の施設関係者の皆さん。
和やかな雰囲気の中、大手航空会社国際線の客室乗務員から看護士へ転身して活動する「このみの空企業組合」代表理事の小野里春香さんが「自分を守る、子どもを守る~飛んだナースのこぼれ話~」と題して、海外添乗の経験談も交えながら体調管理の基本についてお話されました。

小野里さんが5年間務めた客室乗務員の業務で最も時間を割いたのは救難救助訓練だそうで、「まずは自分が助かれ、と教えられました」といいます。
「自分が助からなければ誰も助けることはできない。その教訓は医療職になっても同じで、自分の体を管理できなければ人の治療に携わることはできないと感じます」

子育て支援をするにも自分が健康であることが何より大切です。その指標となるのが体温、脈拍数、血圧、呼吸数を指すバイタルサイン。


「せっかくなので血圧を測ってみましょう」。受講生の皆さんは小野里さんに正しい測り方のポイントなどを教えてもらいながら、自分自身の数値に「高いわー」と驚いたり、隣の方の反応に関心を寄せたり。単なる健康チェックだけでなく、周りとの交流のきっかけになったようでした。

小野里さんは子育て支援で大切な力として、
①自身の変化に気づく力
②ちょっとしたこどもの変化に気づく力
③気づいたら一人で判断せず、こどもをよく知る親や仲間と共有すること
を最後に伝えてくれました。

こどもの支援にかかわることは、自分の体調を気に掛けることにもつながります。
起きやすい事故や症状も高齢者とこどもは共通点が多く、人生経験豊富なアクティブシニアだからこそ同じ目線でサポートができそうです。

講座は参加無料。こどもが好きな人や地域活動に興味がある人はどなたでも参加できます。

「何か役に立ちたい」と思うあなたの気持ちを一歩前に進めてみませんか。

今後の「きっかけづくり出前講座」について

講座は以下の日程で開催されます。

 日時:10月13日(火)13:00~14:00

 会場:下郡校区公民館(大分市下郡北)

 演題:「食べて元気!動いて笑顔!あなたの元気が地域の宝に

     ~健康づくりから始める子育て応援~」

 講師:森永 沙織さん(助産師・保健師)

講座の詳細については、「子育て応援活動人材育成事業」特設ページ(https://mama-atsumare.com/page-20418)から確認できます。

今回ご協力いただいたのは

総合福祉施設「暘谷苑」の施設関係者の皆さん。

日常生活をサポートする訪問介護や、施設でのリハビリ、デイサービスなど、利用者一人ひとりに合ったサービスを提供しています。

ホームページ (https://www.youkoku.or.jp/

写真・秋好聡子、文・幸咲子

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