下ごしらえを極めよう
どんなに料理が得意でも、毎日の献立を考えて準備するのは大変です。
料理の下処理の段階で野菜をまとめて洗い、カットしたり茹でるついでに多めに調理して「すぐに使える状態」にしておくことがポイントです。
具体的には、人参や玉ねぎを使う分量だけカットするのではなく、1本1玉単位でカットし、必要な分量を除いた残りを、次の料理のためのストックとして集めていきます。人参はいちょう切りや短冊切り、玉ねぎは薄切りやくし切りなどよく使う切り方にしましょう。
ピーマンは、毎回種を取るのが面倒ですが、一袋分を切って保存袋に入れて冷蔵しておけば、使いたい時にサッと使えて便利です。
食材をまとめて下処理しておくことで、食材を洗ったり皮むきなど、まな板を洗う回数や冷蔵庫から食材を出し入れする時間を短縮できます。
野菜セットやストック食材で時短に
加熱不要で冷凍できる食材を活用する
ほうれん草・小松菜・大根・人参・玉ねぎなどは、洗って水気をよく切り、お好みの大きさに切れば加熱することなく冷凍することができます。
みそ汁やスープ用の野菜セットやおかず用の野菜セットなど、作るメニューによって切り方や量を調整し保存袋へ入れて冷凍し、使う時は凍ったまま使用します。
更に、きのこ類は冷凍することでうま味が増し栄養価もアップするので、常備しておきたい食材です。石づきを切り落とし、食べやすい大きさに切ったしいたけ、えのき、しめじ、まいたけなどを合わせて、きのこミックスを作っておくと便利でおすすめです!
カット不要の食材や缶詰・乾物を活用する
包丁とまな板いらずで調理ができるミニトマト・コーン・もやし・卵などはカットせずにそのまま使える食材なので調理の時短につながります。
また、ツナ缶・さば缶・大豆水煮缶・あさりの水煮缶などは、常温でストックができて、野菜などと組み合わせると簡単に一品ができあがります。
スープやボリュームアップで活躍する切り干し大根や乾燥ひじき、カット春雨などの乾物は栄養もプラスされるのでストックしておくと心強いです。そのまま使える下茹で不要のタイプを選ぶと、更に時短になりますよ。
味付け黄金比を見つけよう
作り慣れた定番のおかずでも、その日によって「いつもと違う・・・」なんてことがありませんか?「この料理にはこの味付け!」と基本のベースとなる味付け黄金比をみつけることで、サッと味が決まり完成します。ここで代表的な味付け黄金比をいくつかご紹介します。
・照り焼き味 しょうゆ2:みりん2:砂糖1
・和風味 しょうゆ1:みりん1:酒1
・みそ味 みそ1:砂糖1:酒1
・中華風 オイスターソース1:しょうゆ1:酒2:砂糖1
・オーロラソース ケチャップ1:マヨネーズ3:砂糖1
使用する調味料の種類によって味の濃さも変わってきますので、ぜひお気に入りの味付け黄金比を見つけてください!
おわりに
家事や育児、仕事に追われるママの一日はあっという間です。
まずは無理せず自分でもできることから取り入れて、おなかペコペコのキッズたちと笑顔で楽しい食事の時間をすごしましょう。