わたしでも、ダブルケアカフェに行けるのかな?
ダブルケアカフェって、そもそも何だ?
困った時には思い出して!こんな場所もあるんです!
ダブルケアカフェって、なに?
カフェは当事者や経験者などが【ダブルケア】を語り合う場所。
育児と介護が同時進行になっている当事者の方々を、ダブルケアラーと呼びます。
このダブルケアカフェとは、オシャレなカフェや、コーヒーやケーキが美味しいカフェという意味のカフェではなく、【同じ境遇の方達が集い、何気ない日常や生活のことを話したり、相談ができる】という『ダブルケアラーの方々が、リフレッシュするのが目的の場所』という意味のカフェなのです。
2012年に、このダブルケアという言葉が生まれて、調査、研究も進んできましたが、ダブルケア当事者【ダブルケアラー】の方々の相談場所や、専門の窓口などが地域ごとに整備されてきているか?というと、そうでは無いのが現状です。
人口減少、超高齢化社会でダブルケアラーは社会に増えていくだろうとされています。
今後、物理的な相談場所が整ってきたとしても、当事者のメンタルケアには、同じ境遇の方々とのピアな繋がりや、ダブルケア経験者の方々の経験談を共有する事が、どれだけ心の支えになるかは計り知れません。
ケアラーには仲間づくりが大切!
子育てのことは友達に話せるけど、介護のことは話しづらい。
子育てって、大変だけど、毎日何かしら成長していく子ども達には元気とパワーをもらいますよね!ですが、、、介護って、段々とできなくなる事が増えていって、段々とわからなくなっていって、、と、どうしても負のイメージが強いです。
家の中では、要介護者がいるので、ケアの話はしづらい。
だから!カフェでは『心も体もケアを手放したい!』そんな、ダブルケアラーさんがたくさんいます。もちろん、お子様連れも大歓迎!そして、『ダブルケアになりそうで、心配な事が最近多くて、、、』そんな方もお待ちしてますよ(^^)
どうやって探したらいいの?
- SNSで検索する(ダブルケアカフェ 地域で検索)
- 自治体に問い合わせる
SNSで検索している方が多いようです。そして、ダブルケアカフェを運営している方々は、ほとんどが当事者か経験者の方です。『ダブルケアラーの方にとって、こんな場所があったらいいな!』という想いでみなさん活動しています。
共感。共有。前を向ける場所。
当事者の方達が集まると、そこにはたくさんの共感が生まれます。
最近こんな事があってね、、、と、相談事や、もう!ほんっっと嫌になっちゃうわ!と、ちょっぴり愚痴をこぼしたり。
『あ〜!わかるよ!わかるよ〜!』と、同じ境遇だからこそ、気持ちが繋がり、はじめまして!の方とも自然にお話が弾みます。
そして、自身で体験しているからこそわかる、しんどさ。
毎日、育児、介護のたくさんのタスクを抱えて生活しているケアラーの皆さんだからこそ!感じているケアの情報共有の必要性。リアルな情報がありがたすぎる。
カフェでは、【気持ちを存分に吐き出して、その分、情報をたくさん集めて帰る!】
これに尽きます。笑
最後に
まだまだ、相談できる場所が少ないダブルケア問題。
ダブルケアに直面しそうになったら、まずは、住んでいる地域包括支援センターへ。
そして、ダブルケアラーのコミュニティ(ダブルケアカフェ)などを活用して、当事者になる前から情報収集する事をお勧めします。
今、頑張っているダブルケアラーさんも、近くにカフェがあるか調べてみて下さいね。
全国には、たくさんの仲間がいますよ!!!
合言葉は、『ひとりで頑張らない(^^)』