コラム:子育て

あごが育つと脳が育つ‼︎口と脳、体の関係

 脳は産まれてから一気に成長し、
3歳で80%まで、10歳前後でほぼ100%完成します。
そしてそれは上アゴもなんです。脳に多大なる影響を与える上アゴ‼︎

なぜ上アゴが脳と関係しているのか??

上のアゴの骨は大体眉間の所ぐらいまであり、そこに鼻もあるので鼻の骨とも深く関係しています。上のアゴがうまく発育しないと、身体や脳に送る酸素量の不足し、口呼吸になり、睡眠障害を招きます。3歳ですでに80%完成する脳・上アゴに、より良い成長を遂げてもらう為の働きかけが大切です。

眠れてない子の特徴(睡眠障害)

では睡眠障害とはどのどのような症状なのかを紹介します。

  • 集中力がない
  • 朝全然起きれない      
  • 昼間に眠くて仕方ない
  • 癇癪(かんしゃく)を起こす
  • イライラして怒りっぽい
  • 落ち着きがない

このような症状があればしっかりと睡眠が取れていないかもしれません。脳下垂体から分泌される成長ホルモンは寝ている間に1番多く分泌され質な睡眠が体の発育を促してくれます。
日本の子どもたちの睡眠時間は他の国より短いと言われており、高身長国の子どもたちはたっぷりと睡眠をとっています。睡眠も気をつけていきたいですね。

アゴの育てるポイント

アゴの成長は咬むことで促されます。咬む習慣が無いと硬いものは絶対に食べてくれなくなり、咬む事も日々の食事で訓練する事がとても大切になります。10歳すぎていても免疫力を上げたり、脳の活性化のため咬む習慣がとても大切になるため、なぜ咬む事が大切なのか、子供に伝えましょう。

  • 料理する野菜の大きさ、よく噛んで食べる食事を意識していきましょう!
  • 離乳食からの食事が咬む訓練の始まりになります!意識して取り組んでみましょう!
  • 子供だけでなく、親から積極的に取り組みましょう!

最後に

近年、硬いものが噛めない、硬い食べ物を好まない、という子供、大人も増えてきています。咬むことは習慣であり、日々の食事で訓練して取得できるものです。
“よく咬んで食べる“。これが顎の成長、脳の成長を促し、それらの成長から身体の成長へと繋がります。子どもたちになぜ大切なのかを伝え、それを知ることで自ら工夫して訓練するようになるはずです。親子で食事を楽しみながら、まずは、大人がお手本を示せるように日々の食事を大切にしましょう!!

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歯科衛生士としてフルタイムで働きながら2児のママとして毎日奮闘する日々を送っております❤️ 歯科衛生士 日本離乳食小児食育学会認定士