ただ痩せればいいと思う方もいるかと思いますが、せっかくなら家族の健康も意識し自分も更に健康的に痩せていきたいですよね。
痩せたい!と思うと同時に「脂肪を減らしたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。
今回は、病気や健康についても気になる「内臓脂肪」と「皮下脂肪」について詳しく解説していき、より効果的に綺麗に痩せていける内容でお届け致します。
内臓脂肪と皮下脂肪の違いと特徴
内臓脂肪とは
内臓脂肪とは、お腹の内臓周りに蓄積した脂肪の事です。お腹がぽっこり張り出した体型なのにほぼ指でつまめません。リンゴ型肥満とも呼ばれています。
特徴
- 男性に多い肥満タイプ
- 血圧や血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい
- 脂肪がつきやすいが、減らしやすい
- 内臓脂肪を落とすには有酸素運動がおすすめ
皮下脂肪とは
皮下脂肪とは、皮下組織の下につく脂肪です。下腹部や太もも、お尻まわりや二の腕につきやすくて指でつまめます。洋なし型肥満とも呼ばれています。
特徴
- 女性に多い肥満タイプ
- 筋肉が衰えると更に見かけも目立つようになる
- 脂肪がつきにくいが、減らしにくい
- 皮下脂肪を落とすのは筋トレがおすすめ
内臓脂肪と女性ホルモンの関係
女性の内臓脂肪は更年期以降増える傾向に
内臓脂肪は比較的男性につきやすいと言われていますが、女性の閉経後は女性ホルモン減少(エストロゲン減少)により内臓脂肪がつきやすくなります。
45〜55歳前後で閉経すると、それ以前の2倍の速さで内臓脂肪が蓄積していくと言われています。年齢と共に基礎代謝も下がっていくので、更に脂肪がつきやすい身体になります。
更年期前から始めたい対策
- 週一の運動よりも毎日コツコツ体を動かす事が大事
- 基礎代謝が下がるので筋トレも重要
- ご飯を2口減らし、野菜やタンパク質をしっかり摂る
- 寝不足は内臓脂肪を増やすので、しっかり睡眠をとる
とは言え、毎日運動するのは難しい!という方は、運動ができなかった日は睡眠をしっかりとるように意識するなど、その日に出来る対策で行なってみましょう。
内臓脂肪と皮下脂肪の落とし方
内臓脂肪を落とす食事と運動
食事編
- 1日の食事の摂取カロリーを見直す
- 野菜や豆腐などの緑黄色野菜や低カロリー高タンパクなど
- ロカボ商品や機能性表示食品なども
運動編
- ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動
- 週一の運動より毎日少しでも動く意識
- 軽度から中度の負荷で体を動かすのを意識
皮下脂肪を落とす食事と運動
食事編
- 皮下脂肪は食事制限だけでは落としきれないので、カロリーと内容を見直す
- 炭水化物や脂質を抑え、タンパク質を意識(過度な糖質制限などはしないように)
運動編
- 基礎代謝を上げて効率よく脂肪が落としやすくなるための筋トレ
- 太ももやお尻に皮下脂肪はつきやすいのでスクワットなど
- 皮下脂肪は押しにくいので余裕があれば有酸素運動も取り入れ、更に引き締めましょう
皮下脂肪の落とし方の補足
皮下脂肪は脂肪が落としにくい特徴がありますが、食事と運動によって個人差はありますが3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。(内臓脂肪は2ヶ月〜)
体の冷えも脂肪を溜め込もうとするので、マッサージなどもして血液やリンパの流れも良くするのもオススメです!
思ったより時間がかかるな…とガッカリするかもしれませんが、正しいやり方で行えば1ヶ月くらいから体のボディラインもスッキリしてくるので、小さな変化を見逃さずに行ってみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?ご自分の身体作りはもちろん、ご家族も元気で過ごしていけるように、出来る事から行い変化を楽しんでくださいね。
更に身体作りをしたい方は筆者のコラムも参考にしてください。