コラム

【設立4周年特別インタビュー】「大分のママ集まれ!」から6年。合同会社co-e connectが大切にしてきた想い

合同会社co-e connectは、「ママ集まれ!」を、これからも長く続けていくために、大分のママ集まれ!創立メンバーにより設立された会社です。

地域とのつながりを大切にしながら、さまざまな事業を通して、安心してコミュニティを運営し続けられる仕組みづくりに取り組んでいます。

2026年7月7日、合同会社co-e connectは設立4周年を迎えました。

「大分のママ集まれ!」から始まり、今では九州最大級のママオンラインコミュニティへ。

今回インタビューをさせていただいた九州スタッフの妹尾は、大分に住んでいた頃に乳幼児スタッフとして活動に関わらせていただき、このコミュニティに支えられ、たくさんの学びや出会いをいただいた一人です。

あの頃、誰かとつながれる場所があったこと。
一緒に笑って、一緒に悩める仲間がいたこと。
その環境が、今の私につながっています。

だからこそ、この節目に、私が大好きなお二人へインタビューをお願いしました。

「なぜ会社をつくったのか」
「どんな想いでコミュニティを続けてきたのか」
「そして、これから目指す未来とは」

合同会社co-e connectの原点と、これからの想いをお届けします。

合同会社co-e connect
代表:もとむろ朝美さん(右)
副代表:森田典子さん(左)

Q. 会社を設立したきっかけと、理念を教えてください。

朝美さん

2020年4月に発足した『大分のママ集まれ!』や2021年からの『九州のママ集まれ!』は楽しいことや心を豊かになれることを通じた孤独の防止をミッションにして運営してきました。

動を続けていく中で、やっぱり会場費やサイトの運営費だったり、コミュニティを維持していくにはどうしてもお金が必要だなって感じるようになったんです。

もし助成金がなかったら活動が止まってしまうのは違うよねって思いました。

それに、スタッフの『やりたい』という気持ちや善意だけに頼る形も続けたくなかったんです。

だったら、活動そのものがちゃんと続いていく仕組みを作ろう。

そう考えて、会社を立ち上げました。

典子さん

最初に本室が『参加費は取らないでやりたい』って言ったとき、私はすごく納得したんです。

私自身も最初、「負担」という考えを持ってなかったんですが、無料で活動を続けるっていうことは、どこかで誰かが負担を抱えることにもなるんですよね。

だから、『参加する人も活動に関わる人も無理をしなくていい仕組みをつくろう』って考えは、本室はすごいなって今でも思っています。

朝美さん

イベントに参加してくださる方も、スタッフとして関わってくださる方も、オープンチャットで相談してくださる方も、私たちの活動をあたたかく見守ってくださる方も、SNSで応援してくださる方も。

関わってくださるすべての方と一緒に、「誰も一人ぼっちにならない社会」を育てていきたいと思っています。

みなさんの声が社会に届き、その活動がまたコミュニティを支える力になる。そんなサステナブル(持続可能)な循環をつくることが、私たちが会社を設立した理由の一つです。

まだまだ理想の形には届いていませんが、その循環を少しずつ育てていきたいと思っています。

典子さん

私は、この会社の理念って、一般的な会社とは少し違うのかもしれないなって思っているんです。

何かを生み出す会社というよりも、「関わるみんなが社会をつくっていく。その仕組みをつくる会社」なんじゃないかなって。

活動する人にも、参加する人にも無理がなく、みんなが心地よく関わり続けられること。それが本当の意味でのサステナブルなんじゃないかなと思っています。

朝美さん

だから私は、「来てくれるだけでいい」と思っています。

関わり方は人それぞれでいいんです。

でも、その存在が誰かの勇気になったり、「私だけじゃないんだ」と安心できたりすることもある。

実は、そこにいてくださるだけで、誰かの力になっているんですよね。

あなたの存在自体が周りにいい影響と勇気と明るさを届けています。

そんなサステナブルな循環を、これからもみんなで育てていけたら嬉しいです。

Q. 最初のイベントの反応と、今の活動の広がりを教えてください。

朝美さん

始まりは、2020年のコロナ禍でした。

当時はコロナ禍の緊急事態宣言で、
オンライン飲み会が流行っていた時期なんですよね。

そこで、ママってなかなかお出かけ、ましてや飲み会ってなかなか行けないじゃないですか。

でも、オンラインならママも夜に開催できるかも!
という事で、オンラインで乾杯ってした事もあるんです。

ありがたいことに、始めて1週間くらいで200人ほどの方が集まってくださって。

『こんなにも、この場所を必要としてくれている人がいるんだ』って驚きました。

そこから『もっとオンラインで楽しめることをやってみよう』という話になって、初めて助成金にも挑戦しました

典子さん

今ではZoomやオンラインって当たり前ですけど、当時はまだそうじゃなかったんです。

助成金の申請に行っても、『オンラインコミュニティって何ですか?』『実際に集まるんですか?』って聞かれる時代でした(笑)。

活動を説明するだけでも、一苦労でしたね。

朝美さん

『オンラインでイベントをします』と言っても、『本当にできるの?』という時代でした。

だからこそ、まずはやってみよう、とにかく一歩踏み出してみようって

△初めての助成金オンラインイベントの様子

今思えば、それを一つひとつ積み重ねてきた6年間だったのかなと思います。

今では活動も大分だけでなく、佐賀、福岡、宮崎、鹿児島へと広がりました。

それぞれの地域で頑張ってくれている仲間がいて、本当にこれからが楽しみです。

まだまだこれからですが、みんなと一緒に、一歩ずつ歩んでいきたいと思っています。

Q. 今後のビジョンを教えてください。

朝美さん

これから一番大切にしていきたいのは、『長く続けられる仕組み』をつくることです。

大分では1年半ほど前に代替わりをしました。

『若いママたちが中心になったら、もっと自然に活動が広がっていくかな』と思っていたんですけど、実際にやってみると、そんなに簡単ではなかったですね(笑)。

でも、その経験があったからこそ、『続けるためには仕組みが必要なんだ』っていうことを改めて実感しました。

典子さん

私は『代替わりして、落ち着くまで少し大変だろうな』とは思っていました。

もちろん、うまくいかないとは思っていなかったんですけど、私たち自身は感覚ベースでここまでやってきたので、『それを引き継ぐから、どうしていこうか』を次の世代に考えてもらうことになりますからね。

前例がない中で引き継ぐ後輩は、本当に難しいチャレンジですよね。
でも、そんなチャレンジを新代表も新副代表も前向きに頑張ってくれてます。

朝美さん

私はどちらかというと、『次はこうしてはどうだろう』と考えるのは得意なんです。

でも、スタッフのみんながどうしたら動きやすくなるか、とか、安心して関われる仕組みをつくることは、森田がたくさん支えてくれました。

『マニュアルがあった方が動きやすいんじゃない?』って言ってくれて。

実際につくってみたら、本当にみんなが動きやすくなったんですよね。

典子さん

これも一つの前例になったと思うんです。

一度やって終わりじゃなくて、代替わりを何度も重ねながら、『こうしたらうまくいくんだね』っていう形が少しずつできていく。

そんなふうに育っていくコミュニティになったらいいなと思っています。

朝美さん

3回くらい代替わりをしたらうまくいくと思うし、その頃には私たちはおばあちゃんだから、「懐かしいね。あの時が。」って言って、お茶をすすりながら見守りたいですね(笑)。


関わってくれている、参加してくれるママたちと、孤独の防止のための楽しく豊かなことで溢れるサステナブルな場を、しっかり作っていきたいというのが今のビジョンです。

Q. コミュニティへの想いを教えてください。

典子さん

大人になると、『友達がほしいな』と思っても、昔みたいにはなかなか出会えないですよね。

結婚や出産、転勤など、女性はライフステージが変わるたびに、人とのつながりが少しずつ変わっていきます。

だから、このコミュニティが『誰かとつながるきっかけ』になれたらいいなと思っています。

この場所が、誰かと誰かをつなぐような存在になって、細く長く愛されるコミュニティであってほしいなと思っています。

△ご依頼いただき、ママの声を活かした行政の事業

朝美さん

私も、コミュニティの形そのものにこだわりがあるわけではないんです。

イベントに来る人も、オープンチャットで相談する人も、情報だけ受け取る人もいていい。

それぞれが、自分に合った距離感で関われる場所であればいいなと思っています。

それと同じくらい大切にしたいのが、一緒にコミュニティをつくる仲間です。

『こういうサステナブルな仕組みづくりって面白そう。』

そう思ってくれる人が少しずつ増えて、一緒に育てていけたら嬉しいですね。

孤独を感じたときに、『そういえば、あそこがあるな』って思い出してもらえる。

そんな場所であり続けたいと思っています。

△R6年 佐賀運動会

Q.これまで支えてくださったママたちへ、メッセージをお願いします。

朝美さん

実は、2020年に活動を始めるまでは、「コミュニティをつくりたい」と思ったことは一度もなかったんです。

どちらかというと、こういう活動は少し苦手なタイプだったんですよね。

でも、この6年間で本当にたくさんの方と出会い、イベントに参加してくださった方や、スタッフとして関わってくださった方のおかげで、私自身の世界がすごく広がりました

「この場所があってよかった」「イベントが楽しかった」と言っていただくこともありますが、私の方こそ、たくさんの経験や挑戦の機会をいただいています。

1dayでイベントに参加してくださった方も、これまでスタッフとして関わってくださった方も、本当にありがとうございます。

典子さん

私も、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これまで関わってくださった皆さんにとって、このコミュニティで過ごした時間が、「楽しかったな」「参加してよかったな」と思える思い出になっていたら、とても嬉しいです。

朝美さん

そんなふうに思っていただける場所であり続けられるように、これからも一歩ずつ頑張っていきたいと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

△子育てのそれぞれの節目を祝う卒〇会

インタビューを終えて

今回お話を伺って改めて感じたのは、このコミュニティが6年間続いてきた理由は、「イベント」ではなく「人」なんだということ。

2020年、3人のママの「誰かとつながりたい」という想いから始まった小さな一歩。

その想いは少しずつ広がり、今ではたくさんのママや女性にとって、日常にそっと彩りを添え、誰かとつながれる大切な居場所になっています。

私もその一人として、この場所に出会えたことに心から感謝しています。

これからも、たくさんの笑顔とつながりが、このコミュニティから生まれていきますように。

九州スタッフ 妹尾遥

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ママ集まれ!は、九州ママに「ヒト・モノ・コト」の新たな出会いの場を創出するオンラインコミュニティ。 女性たちの暮らしが、もっと楽しく、もっと豊かになる仕組みづくりを目指しています。 九州と九州出身のママならどなたでもご参加いただけます。