2/7に行われたスリフトお譲り会の会場内で大分市中央消防署の救命救急士の方をお招きし、乳児の心肺蘇生法とAEDの使用について学びました。
これはあるママからの
「心配性で子どもに何かあったときどう助けたらいいかよく考える。学ぶ機会が欲しい。」
との声から生まれた企画です。
乳児の救命処置の流れと手順について説明を受けたのち7名ほどのグループに分かれて赤ちゃんの人形を使っての実践練習を行いました。
講座内容
心肺蘇生する場合
安全の確認、反応の確認、119番通報と協力者への依頼、呼吸の確認、胸骨圧迫、人工呼吸…
と多くの手順があり、人形を目の前にして少し緊張しました。
救急救命士の方に教えていただきながら皆で順番に行うことで何度も確認でき、とても勉強になりました。
私のグループでは、呼吸の確認でお腹に手を当てながら確認した方や人工呼吸の際に気道を確保して行なった方がおられたのですが、教えていなかったのに素晴らしいと褒めてくださいました。
今は救命処置を市民の方により身近なものとして受け止め、いざという時に行なっていただけるようにと簡略化されてきているようです。
胸骨圧迫を行うスピードは大人も子どもに対しても”もしもしかめよ~♪”の歌のリズムでいいそうです。緊急時はスピードに戸惑いそうなので忘れずにいようと思いました。
実践練習後はAEDの使い方と気道異物の除去方法まで教えていただき講座終了となりました。
講座受講後の感想
「とても有意義な時間になりました。子どもの緊急時の対応を勉強できてよかったです。」
「子どもは予測不可能なことをするのでヒヤッとする時がありますが、救命を教わる機会がないので貴重な講座でした。」
「子どもと一緒に居ながら学べて嬉しかったです。学びたいと思っても、乳幼児や小児の救命救急をしているところはなかなかないので助かりました。」
と嬉しいお声を沢山いただきました!
日中はお子さんとママだけでおうちなどで過ごすことも多いと思うので、他に対応できる人がいないかもしれません。
出番がないのが一番ですが、もしもの時に実践できるように学ぶことは大切だと改めて思いました。
ご参加くださったママとお子様、中央消防署の救急救命士の皆さんありがとうございました。